第14回きょうされん九州ブロック 学習交流会

第14回きょうされん九州ブロック学習交流会・熊本大会

~みんなが暮らせるみんなの町・熊本から未来へ。
みんなで一歩!~守ろう 平和と人権 かなえよう 本当の自立を~


開催日:2009年3月7日(土)~8日(日) 会 場 :崇城大学市民ホールほか

■大会アピール■
f0173950_14233181.jpg障害者自立支援法の施行から間もなく3年になろうとしています。
応益負担の嵐は障害のある日人の暮らしにさんざんな打撃を与えつづけています。
また、事業所の経営も仲間の支援を十分にできなくなるほど大きな不安を抱えています。
f0173950_14235466.jpgそんな苦しい中、わたしたちは九州沖縄の各県から、ここ熊本市民ホールに集いました。その数は参加者・ボランティアあわせて総勢約680名、うち障害のある人は233名にも成りました。




1日目の基調報告と基調講演では、障害者自立支援法の本質を学ぶとともに、応益負担の枠組みを残したままでは、わたしたちのめざすものがいつまでも実現できないことを確認しました。
記念講演では、障害者権利条約に照らしても、障害者自立支援法が見過ごせない大問題を抱えていることや、はやく差別禁止法を作らなければならないことを学びました。
また、16の分科会では大いに語り学びあいました。
特別分科会では、今年から初めて取り組みましたが、水俣病の学びを通して、人の命の大切さとは何かをじっくり掘り下げて考えることができました。
約160名が参加した「仲間の交流」では、熊本市の目抜き通りを「さるき(歩き)」ました。いきなり団子は美味しかったです。熊本のたくさんの芸能にも触れることができてしあわせです。
大会で得られたたくさんの宝物、それは日々の苦しい現実の、本質を「見抜く力」と、それを乗り越える展望を「創り出す力」です。本当に参加してよかった!

障害者自立支援法は、現在開催されている通常国会で「見直し改正法案」が話し合われることになっていますが、法の枠内の微修正に止まりそうであることが明らかになってきました。
わたしたちが求める「抜本的見直し」とは応益負担をなくすことであり、小規模作業所や精神障害分野など、より困難なところが明るい展望をもてるようにすることです。
きょうされんは昨年12月に「就労・日中活動の体系についての見解」を発表しました。
この「見解」で示された課題を脇に置いたままでは、真の見直しをすることはできません。
私たちは引き続き、ことの本質を見失うことなく、きょうされん運動を強めていくことを誓います。

f0173950_1424781.jpgまた、熊本大会は、たいへん重要な時に開催されています。それは、障害者自立支援法をただすために、全国の仲間30名が各地で訴訟を開始したことです。また、佐賀県でおきた安永健太さんの死亡事件に関する訴訟が、真相を求めた11万人もの署名や勇気ある証言もあり、やっと裁判の入り口が開かれたのです。
わたしたちきょうされんは、結成以来32年間、一貫して障害のある人が地域で暮らすということを追求してきました。
この人たちとともに築きあげてきた「共同で作る地域生活」の伝統と運動を広げる底力が試される時です。
今年は「きょうされんビジョン2012」の2年目です。きょうされんをもっと大きく強くするために、手に手を携えてがんばりましょう!

最後になりますが、本大会の開催にあたりご協力いただいた各方面のみなさま、献身的に集会を支えてくださったボランティアのみなさま、本当にありがとうございました。では、また来年、沖縄で会いましょう!

2009年3月8日  第14回きょうされん九州ブロック学習交流会・熊本大会 参加者一同
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